公開日: 2025年11月25日

秋晴れの中、行徳・南行徳神社めぐり開催【行徳】

baychibainfo
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11月24日(月・祝)、「神輿のまち行徳」の歴史や文化、伝統に触れられる「行徳・南行徳神社めぐり」が開催された。行徳まちづくり協議会が主催し、今年で6回目。
すっきりとした青空の下、親子連れなど多くの人でにぎわった。

 

行徳・南行徳にある16の神社と神輿に関連した施設2カ所を巡りながらカードを集め、所定の枚数を集めると記念品の竹でできた札がもらえるというもの。参加費無料で気軽に参加できるイベントということもあり、旧街道をはじめ、権現道や内匠堀沿いの道でそぞろ歩く人が多く見受けられた。

 

各神社では宮神輿や獅子頭を展示。祭りの時にしか観られない神輿を間近で見られるチャンスとなった。細かい細工のひとつひとつをじっくり観察する人も。
こうして、地元の歴史や文化に触れられるのがとても面白い。

 

お社の彫刻も素晴らしいものが多い。香取・欠真間の香取神社の社殿には、海と川に囲まれた行徳らしく荒れ狂う波が彫られている。御祭神は、勝運・武勇・災難除けのご利益がある経津主命(ふつぬしのみこと)だ。

 

神社の境内にあるイチョウも、ちょうど紅葉の見ごろを迎え、宮神輿や獅子頭と共にその美しさが青空に映えていた。

 

行徳街道沿いのコンビニ「くらしハウス」の前にも神輿が飾られ、湊囃子連のみなさんがお囃子を演奏し、盛り上げていた。

 

また、神社では氏子の皆さんが協力し合って、飲み物をふるまい、地図やカードを配布するなど、一生懸命に対応していた。
キッチンカーが出る神社もあり、お腹を満たしたり喉をうるおしたりしながら、ゆっくりと楽しめる。

 

子どもたちにはお菓子や風船の配布や、金魚すくいやボールすくいなどの楽しみも。この風船を手に神社を巡る親子を何組も見かけた。

 

配布されるカードは行徳と南行徳とでエリア別に分かれており、行徳地区では6枚、南行徳地区では4枚を集めると、竹でできた札が贈られる。
子ども向けにはクイズカードが用意され、それぞれのエリアで4枚集めれば神輿の絵が描かれた木札がもらえるルール。

 

記者は南行徳エリアの4カ所を巡り、「南行徳」と書かれた竹札をいただいた。
地元の歴史と文化を学びながら、ウォーキングやサイクリングもでき、文化の秋・スポーツの秋を両方堪能できた。

 

■行徳・南行徳神社めぐり
webサイト

 

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