10月17日(金)、市川市行徳防犯協会が主催する防犯パトロールが行われた。この活動は、行徳・南行徳・妙典の自治会や商店会など76団体の関係者と、警察および市が協力して取り組んでいるもので、20年近く続いている。今回のパトロールのテーマは「多発する自転車の盗難」と「電話de詐欺」。
日が沈む前の午後4時、行徳の南根公園で行われた出発式では、行徳警察署相川隆一署長が「自転車の盗難被害が多発している。電話de詐欺も昨年より大幅に増加している。例年、犯罪件数は年末にかけて増加する傾向で、行徳警察署としては引き続きパトロールを強化し、犯罪抑止と検挙に努めます」と宣言。「地域住民の防犯意識を高めることが、犯罪の抑止に繋がる。市民の皆さまの協力が必要不可欠です」と呼びかけた。
その後、3班(行徳駅周辺、駅北側、駅南側)に分かれて、チラシの配布やパトロールをしながら行き交う人々に注意喚起を行った。
自転車盗に関しては、盗まれる自転車の6割が無施錠だという。「短い時間でも自転車に鍵をかけよう」「自宅や学校、勤務先でも施錠を忘れないで」と呼び掛けるチラシと共にダイヤル式ワイヤーロックも配られた。
このパトロールは、11月は南行徳で、12月は妙典でも予定されている。
