犯罪のない街、浦安を目指す
10月4日(土)、浦安市文化会館大ホールで、安全で安心な社会づくりのための「第17回セーフティーコンサート」(NPO浦安防犯ネット・浦安市共催)が開催された。
初めに「堀江中学校吹奏楽部」が登場。1、2年生による編成で、堂々としたパフォーマンスを披露した。音楽にあわせたダンスもあり、観客が手拍子で応えていた。続いては、消防隊員として活動しながら演奏活動を行っている「浦安市消防音楽隊」。演奏のほか、防火服への「早着替え」も披露。見事に着替えが完了すると会場からは大きな歓声が上がった。今回初参加の「防衛大学校紅太鼓同好会」は、30年以上続く歴史ある同好会。迫力あるバチさばきと、力強い太鼓の音で観客を魅了した。また、「千葉県警察音楽隊」の演奏では、カラーガード隊「アクア・ウインズ」も登場し、ダイナミックなフラッグ演技でコンサートに花を添えた。
浦安防犯ネットの理念は「障がい者や高齢者も安心して生活できる場を守る」。この日も、視覚障がいのある人や、老人施設のお年寄りが招待され、村瀬恵子代表は、「このコンサートが皆さんの外出のきっかけになるとうれしいです」と呼び掛けた。
すてきな演奏に酔いしれた観客からは「すてきだった」「中学生の演奏に元気をもらった」「太鼓は力強くてかっこよかった」などの声が聞かれた。また、ロビー(ホワイエ)では、警察・消防・自衛隊などによる展示会やチラシ配布が行われた。

