公開日: 2025年9月12日

市川市と新井商店が災害時支援協定締結

行徳新聞
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避難所用に段ボールベッド50組を提供

市川市と株式会社新井商店(東京都台東区、新井重樹社長)は災害時支援協定を締結。8月18日(月)、市役所第一庁舎で締結式を行った。


新井商店は古紙回収・リサイクル事業を主とし、グループ会社のリソースガイア株式会社は市川市塩浜に営業所を置いて、廃棄物リサイクル事業で市内の環境保全に取り組んでいる。
協定では、新井商店が段ボールベッド50組を市に提供し、市は防災倉庫で保管して災害時に避難所で活用するとされている。物資の経年劣化を考慮し、新井商店は概ね10年ごとに無償で新しい物と入れ替えるほか、被災状況に応じて市から追加供給の要請があれば可能な範囲で協力することなども定められている。
締結式には、田中甲市長と新井社長のほかリソースガイア社の菊地明専務取締役、樋口拓也市川塩浜営業所長が同席。提供された段ボールベッド1組が設置され展示された。

田中市長は「市として災害時の避難所の充実に力を注いでおり、協力に心から感謝します」と礼を述べた。
新井社長は「古紙問屋の強みを生かし、地域に貢献したい。休みなく動いている回収・リサイクルの機動力は、災害時にも役に立つことでしょう」と話した。

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