7月26日(土)市川大門通りにあるギャラリーfでKazuki hasimoto(ex.dOPPO)さんのカセットテープ『Dans un wagon-lit 寝台車の中で』の発売記念イベントが行われました。
京都を拠点に活動するアーティストであり、精神科の作業療法士としても働くKazukiさん。
本作はフランスの精神科クリニックでのフィールドワークを通して得た着想から生まれた「フランス三部作」の一作目です。
ギターを手に優しく語りかけるように始まるライブ。
「フランスの農場でぼ~っと座っていた時にふと思いついたり、患者さんにフランス語を教わったり(笑)。そんな日常の中“みんな笑って過ごせたらいいな”という思いを込めて作った曲です。」と穏やかに話します。
演奏中には「やっぱりこの曲やめて、こっちにしましょう(笑)」と急きょ曲を変更する場面もあり、観客も肩の力を抜いてリラックスした雰囲気の中、耳を傾けていました。
このイベント開催に尽力した、Kazukiさんの大ファンという女性は「彼の歌は私の日常の感情のすぐそこにあります。こんな至近距離で聴けて感激です」と話します。
会場は立ち見が出るほどの満席。
同日は同じく京都で活動する佐野千明さん、名古屋の小池喬さんも出演し、音楽に包まれた大門通りの休日となりました。
施設情報
■ギャラリー f
市川市市川1-17-13
・10時〜17時頃
・水曜定休
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