板塀で寺町・行徳にふさわしい景観を!
行徳の歴史や文化を伝えるため、イベントや講座、冊子づくり、「行徳ふれあい伝承館」の運営・管理などの活動に取り組んでいる、行徳まちづくり協議会。現在、その中の1つである「景観」を考える活動で、参加者を募集している。
行徳まちづくり協議会は6月29日(日)、本行徳の圓頓寺で「板塀プロジェクト」のワークショップを開催する。
同寺のブロック塀に板塀を張り付けるというもので、新潟県村上市の「黒塀通り」を参考にしているという。
「村上市では城下町らしい昔ながらの景観を作ろうと、20年ほど前から市民自らが運動・資金集めを行い、ブロック塀を黒塀に再生したそうです。行徳も板塀を活用して、歴史ある寺町にふさわしい景観づくりをしたいと考えています」と、同会の鹿島さんは話す。
初めての試みということもあり、同会では事前に関係者で板の色塗りや試し張りを行ったり、参加者に配る記念品を用意するなど、準備に忙しい。ワークショップは今月開催後も年内にあと数回、さらに来年も引き続き開催して作業を行い、計2年ほどかけて50m以上ある同寺のブロック塀に板塀を施す計画だ。
「板塀で雰囲気の変わった街並みを地域の皆さんに見ていただきたい。そして、自宅の塀を直したり家を建て替えるときには、景観づくりのために板塀を取り入れることを検討していただければうれしいですね。まずは有志の皆さんにワークショップに参加・協力いただいて、楽しく作業をすすめていきたいと思います」
ワークショップの詳細・申し込みは同会のホームページで。
日程 | 6月29日(日) |
時間 | 9:30~11:30 |
場所 | 圓頓寺(市川市本行徳16-20) |
参加費 | 無料 ※趣旨賛同者は「板塀PRJサポーター」として1口1000円の支援を |
定員 | 先着20人(小学生は保護者同伴) |
申し込み・問い合わせ | ホームページから |