開催概要
日時:7月14日(月)
時間:17:00~21:00(消灯21:00)
※参拝/正午~、露店/17:00ころ~
場所:胡録神社 境内(市川市湊新田1-10-24)
問い合わせ:TEL:047-357-0588/湊新田自治会(髙橋)
※交通規制区域は自転車の乗り入れはできません
※自転車を手で押しての通行もできません
※駐輪場はありません
湊新田で大切に伝え続けてきた夏のまつり
~胡録神社祭礼
江戸時代から湊新田で続く「胡録神社祭礼」が、今年も7月14日(月)、胡録神社で開催される。境内には絵や文字がつづられた独特の行灯が並び、参拝者には無病息災を願う笹団子が配られる。人気の露店も多数出店する予定だ。
祭礼の象徴~笹団子と花火
笹団子に使う笹は、毎年4月に神社の境内に植え、6月に刈り取ったもの。1週間ほど干してから、ちぎった餅を笹に付ける。この笹を煎じて飲むと熱が下がるという言われもあり、胡録神社祭礼を象徴する大切な存在だ。
1000個にも及ぶ笹団子作りや袋詰めを担っているのは、自治会や婦人部、班長など地域の人々だ。今年も7月6日(日)に集まり、1日がかりで作業を行った。
参拝者に配る袋には笹団子のほかにお札や花火も入っているのだが、湊新田自治会長の髙橋さんによると、花火にはこんな背景があるのだという。
「胡録神社祭礼では、40年ほど前まで打ち上げ花火と仕掛け花火を披露していました。打ち上げ花火の中にはスポンサー名が書かれた落下傘が入っていて、賞品がもらえるという仕組み。子どものころ、皆で競い合って拾っていました。落下傘は江戸川にも落ちてくるので、べか船を漕いで拾ったこともありますよ(笑)」
笹団子と同様、祭礼に欠かせない存在だった花火。かつてと姿形は異なるが、今年も祭礼に花を添える。
交通規制区域は自転車乗り入れ禁止
祭礼を盛り上げる露店には毎年、非常に多くの人が訪れる。安全面に配慮し、昨年からは神社に隣接する公園内と東側道路に分けて配置。神社周辺の道路では交通規制も実施する。
「今年は、交通規制区域は自転車の乗り入れはできません。自転車を手で押しての通行もできませんので、ご注意ください。また会場には駐輪場もありませんので、徒歩または公共交通機関でのご来場をお願いいたします」と、髙橋さんは呼び掛ける。安全に楽しく過ごせるよう、ぜひ協力を。
一昨年から復活して境内に飾られる行灯や、昨年補修されて美しくなった社殿も、この機会にゆっくりと見学してみよう。
「複数の町会が合同で催す祭礼が多い中で、胡録神社祭礼は1つの町会で執り行うまつり。私もそうですが、親子2代にわたって会長を務めている人も多くいます。代々、この地で大切に受け継いできた祭礼を楽しんでいただければと思います」
安全にまつりを楽しめるように
胡録神社祭礼、当日に向けて準備中!
7月6日(日)、胡録神社では祭礼に向けて、胡録会青年部と自治会が中心となって設営などの準備中。
蒸し暑く、気温が35度に迫る中、高いところの作業やテント張りなどの力仕事を、汗だくになって行っていた。
今年も自治会と胡録会が中心になって設営
歪みが出ないように呼吸をあわせてテントを張る
お社の中も丁寧に清めて、参拝者を待つ
慣れない高いところの作業も