行徳の夏祭りの幕開け
行徳エリアの夏の風物詩、「湊の水神宮まつり」が今年も6月末に開催されます。行徳の夏祭りといえば、この水神宮まつりと、湊新田の胡録神社祭礼が二大祭りとして知られており、毎年多くの人でにぎわいます。
水神宮は、行徳駅から駅前通りを旧江戸川方面へ進み、旧道のT字路を越えた先の川沿いにたたずむ小さなお宮。「水神様」として地域の人々に親しまれ、漁師の豊漁や水難除け、さらには受験生の合格祈願まで、さまざまな願いを受け止めてきた歴史があります。
当日は午後1時ごろから9時まで開催され、堤防沿いにはたくさんの露店が並びます。日が暮れる頃には歩くのも大変なほどの混雑ぶりになるため、小さなお子さん連れの方は早めの時間帯の来場がおすすめです。参拝者には「おこもつ」と呼ばれるお菓子の袋詰めが手渡され、子どもたちにも大人気。まずは静かな水神宮でお参りを済ませてから、露店グルメを楽しみましょう。
地域の歴史と人々の祈りが息づく水神宮まつり。行徳の夏の始まりを告げる、風情あふれるひとときをぜひ体感してみてください。
開催概要
開催日:2025年6月28日(土)※雨天決行
時間:午後1時ごろ~午後9時
会場:押切水門前 水神宮(市川市湊)
※できるだけ徒歩と公共交通機関を利用して来場を
水神宮参拝者にはおこもつ(お菓子の袋詰め)が手渡される
※掲載写真は全て昨年開催の様子です